再就職支援の活用法

早期退職や希望退職制度導入による雇用調整、業績不振による解雇、定年延長をしなかった人に対し、社員の転進支援策として多くの企業で活用されている。サービス利用料は雇用調整などを実施する企業が負担する。料金は対象者数にもよるがサービスメニューや支援期間などで違ってくる。

 (1847)

 再就職支援(アウトプレースメント)は、事業再構築による事業所や工場閉鎖などで生じる余剰人員の早期退職や希望退職制度導入による雇用調整、業績不振による解雇、定年延長をしなかった人に対し、社員の転進支援策として多くの企業で活用されている。

 このような退職に応じた人材を受け入れ、転進のためのキャリアカウンセリングや退職者の次の仕事を紹介することで就職活動をサポートする。

 導入した場合は企業の希望退職制度等の設計段階からかかわることが多く、一般的に制度導入の検討準備段階から参画する。

 これより以前の段階で社員にキャリア研修を実施する企業もある。導入に伴う法的な問題や労働組合対策などのコンサルティングを実施し、制度実施の決定を経て契約を締結する。

 雇用調整実施の発表時にはすでに契約が締結されており、発表と同時に再就職支援会社の担当者が全国の事業所を訪問し、現場の上長に対するコンサルティングを行う。

 希望退職制度の内容説明はラインマネジャーを通じて個々の社員に行なわれるが、再就職支援サービスの利用の有無は社員の判断に委ねられる。

 サービス利用料は雇用調整などを実施する企業が負担する。料金は対象者数にもよるが一般的に利用者1人当たり60~80万円程度が相場となっており、サービスメニューや支援期間などで違ってくる。

 再就職支援のメニューには、再就職だけでなく起業や農業など退職後の人生設計を考えた様々なメニューが用意されている。支援開始から再就職決定までの期間は通常半年から1年、無期限と選択することもできる。
3 件

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

人材コンサルティング会社ガイド100選