リファラル採用の活用法

リファラル採用とは、従業員に採用候補者となりうる友人を紹介・推薦してもらう採用手法。スクリーニングの精度とマッチングの質が高く、社内の友人の存在でスムーズに仕事に慣れることができる特徴があるため、力を入れている企業が増えてきている。近年、リファラル採用を活性化させるクラウドサービスも広がりを見せており、従業員への周知や情報管理に役立っている。

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 企業が候補者に直接アプローチするダイレクト・ソーシング(ダイレクト・リクルーティング)の一つであるリファラル採用に力を入れる企業が出てきている。

 リファラル採用とは、社員が友人関係やビジネスの人脈を生かして自社への入社を勧める手法。リファラル採用に積極的に取り組むサービス業の人事部長は「求人広告を出して応募を待っているような方法では人材を確保できなくなっている。

 社員が『当社にふさわしい』『一緒に働いてほしい』と見初める優秀な人材の積極的かつ効率的な採用を行いたい」と話す。こうした企業の採用活動を支援するためのシステムやコンサルティングが提供されている。

 人事、社員、応募者にそれぞれ専用画面を提供することで応募経路の一元化や協力社員の手間の軽減を図ることができる。また、社員の参加率、応募率、通過率、内定率などを把握できるため目標管理も容易になる。

 リファラル採用の課題として、制度が社員へ周知されず、紹介数の少なさが悩みとなっている企業も見られる。そのため支援システムでは、社員がパソコンやスマートフォンアプリから募集一覧を確認してLINEやFacebook、メールなどで気軽に友人に案内できるなどの募集要項周知作業を簡易化し、社員が友人へ求人を簡単に紹介できる機能が用意されている。また、リファラル採用に参加するとギフトがもらえるキャンペーンを行ったり、求人ポストに社員自身が応募できるようにするなど、社員が積極的に関わるようになる仕組みづくりもリファラル採用を活性化させるポイントだ。
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